ブリッジで後悔した方におすすめの治療方法

ブリッジで後悔した方におすすめの治療方法

ブリッジで後悔した方におすすめの治療方法

ブリッジをした歯が、虫歯や歯周病、歯が割れてしまうなどのトラブルが起きて、ブリッジをしたことに後悔している方は、当院には非常に多く来院されます。

 

ブリッジで後悔する人

全体的にブリッジが入っている状態

 

ブリッジの歯が虫歯の写真

ブリッジを外すと全ての歯が虫歯になっている

 

ブリッジは歯を連結しているため、トラブルが起きると、簡単に治療ができないことが多々あります。

 

ブリッジ取れそう

ブリッジがダメになった、ブリッジが取れそう、ブリッジの歯が抜けそう、ブリッジが取れてしまったと、

ブリッジの範囲が大きければ大きいほど患者さんは深刻な状態に陥ってしまいます。

 

今回は、ブリッジで後悔した方やこれからブリッジをする方が後悔しないために、おすすめの治療方法を解説します。

【関連記事】ブリッジで後悔した方は、インプラントでも従来の入れ歯でもないテレスコープ義歯(ドイツ式入れ歯)がおすすめ!テレスコープ義歯(ドイツ式入れ歯)を完全解説!特徴、種類、メリット、費用は?

 

この記事の執筆は、ブリッジでお困りの方や、全体の歯がボロボロの状態、歯を失った患者さんの治療を専門としている、学会やコンペティションで数々の受賞歴を持つ、東京の「このは歯科クリニック」の院長である小西が行っておりますので、今後の治療のご参考にされてください。

【歯のお悩みブログ】ブリッジでお困りの方や、歯を失った患者さんに有益な情報をまとめています

 

この記事の内容は、

  1. ブリッジの基礎知識
  2. ブリッジで後悔してしまうポイント
  3. ブリッジで後悔した方の事例を状態別で解説
  4. ブリッジで後悔したらインプラントがいいのか
  5. ブリッジで後悔したらドイツ式入れ歯(テレスコープ義歯)がおすすめ
  6. まとめ

ブリッジの基礎知識

まずは、ブリッジとは何か、ブリッジのメリット・デメリットを説明し、ブリッジの種類と費用について説明します。

 

ブリッジとは、ブリッジのメリット・デメリット

ブリッジとは、失った歯の周囲の歯を支えにして、人工の歯で固定する治療方法です。

つまり、周囲の歯を利用して欠損部分を補う治療法となります。

 

ブリッジとは

また、歯を失っていなくても被せ物を連結するブリッジもあります。

 

ブリッジのメリットは、インプラントと比較すると、外科手術がなく治療期間が早い点です。

 

ブリッジのデメリットは、歯や噛み合わせの状態によっては、支える歯に負担がかかりすぎたり、セルフメンテナンスが難しく虫歯や歯周病になりやすいことです。

 

ブリッジの最大のデメリットはブリッジがダメになったときに、大掛かりな治療が必要となることや、歯を一気に失ってしまうことがあることです。

【関連記事】ブリッジの土台の歯が虫歯になったら?知っておくべき治療方法

 

ブリッジの種類と費用

ブリッジには保険内治療と保険外治療があります。

保険外治療の場合は、審美的に仕上げたり、歯にぴったりさせるために素材を、

メタルボンドブリッジ(金属フレームにセラミックを焼き付けたセラミック)や、ジルコニアブリッジ(金属フレームを用いないセラミックに似た被せ物)などがあります。

 

ブリッジする前

ブリッジの治療前

ブリッジの写真

ブリッジの治療後

 

費用は歯科医院によって異なりますが、当院の治療費用を参考にすると、歯1本分につき約20万円程度です。

したがって、例えば3本分の歯(真ん中が欠損部)をブリッジで治療する場合、約60万円程度必要となります。

【関連記事】ブリッジができない歯の治療方法を解説

 

ブリッジで後悔してしまうポイント

ブリッジで後悔してしまうお悩みは、ある程度共通します。

 

  • ブリッジの歯が虫歯や歯周病になってしまい、ブリッジを外さなければならなくなった
  •  ブリッジの歯が抜けそうで、入れ歯かインプラントになりそう
  •  ブリッジの歯がダメになってしまい、どうしたらいいかわからない
  •  ブリッジした歯が何度も取れてしまう
  •  ブリッジした歯に違和感があるものの、外さないとわからないと言われた

 

上記のように、ブリッジで後悔してしまうポイントは、連結しているゆえに、どうなってるかわからない、どこかの歯が虫歯や歯周病、歯根破折になってしまうと、対処がしにくいことに起因しています。

ブリッジがダメになった時の写真

上段:ブリッジが入っている状態 下段:ブリッジを外した状態

 

【関連記事】ブリッジがとれそう!治療方法、費用を全て解説!

 

ブリッジで後悔した方の事例を状態別で解説

ブリッジで後悔した方はブリッジの歯が虫歯や歯周病、歯根破折に至ってしまった方がほとんどです。

それぞれ状態別に解説します。

ブリッジの歯が虫歯になってしまった方の事例

ブリッジの歯が虫歯の状態

全体的にブリッジが入っており、虫歯や歯根破折の疑いがある歯がある状態

 

ブリッジの歯が虫歯で割れている

ブリッジを外すと、全ての歯にトラブルが起きている

 

ブリッジの歯が虫歯になると、ブリッジを支えきれなくなり取れそうな状態になります。

 

また、虫歯が進行したことによってや、神経のない歯が脆くなってくることで歯根破折が起きやすくなります。

【症例集】ブリッジで歯がボロボロでも綺麗になれるBefore、After!治療方法と費用を掲載

 

ブリッジの歯が歯周病になってしまった方の事例

ブリッジが歯周病

歯周病でブリッジの歯が抜けそうな状態

 

ブリッジの歯が重度の歯周病

ブリッジしている歯が重度の歯周病で患者さんが非常に困っている状態

 

このように、ブリッジをしていても歯周病になることもあり、一度歯周病となれば連結していることからセルフメンテナンスもしにくいことから、一気に重度の歯周病になってしまうことも多々あります。

【関連記事】ブリッジがダメになったら総入れ歯?『若いのに総入れ歯』の原因と悩みを解決する治療方法

 

ブリッジの歯が歯根破折になってしまった方の事例

ブリッジの歯が歯根破折

歯根破折でブリッジが取れてしまった状態

 

ブリッジが取れた見た目

ブリッジが取れると生活もままならい状態になる

 

このように、ブリッジをしていた歯が歯根破折がすると、ブリッジが取れてしまうこともあります。

このような場合でも、当院ではすぐに仮の歯を用意することができますので、ご安心ください。

【関連記事】総入れ歯で歯がない期間の食事はどうすればいいのか?解決策を解説します

 

ブリッジで後悔したらインプラントがいいのか

ブリッジで後悔した方が、次の治療を受ける際に歯を失っている場合には、インプラント治療や入れ歯治療を検討されます。

 

ブリッジの後にインプラント

入れ歯は嫌だからインプラントにしたいという考えもありますが、

残念ながら、ブリッジの歯がダメになっている場合は、抜歯する歯の欠損部分の骨が、インプラントに必要な骨の量が足りないことにしばしば遭遇します。

【関連記事】必ず知るべきインプラントのリスクと対策

 

これは、抜歯に至るような歯周病や歯根破折が原因の場合は、すでにその周囲の骨が破壊されていることが多いことに起因しています。

 

現在では、骨を増やす骨造成や骨移植といった外科手術を行い、骨にインプラントを埋め込むことで解決できる場合もあります。

 

ブリッジで後悔する人

ブリッジが広範囲に入っている状態

ブリッジが虫歯

ブリッジの歯が全て虫歯で抜歯を回避できない状態

ブリッジがダメになったらインプラント

骨がないところでも、被せ物を支えるために、上顎にインプラント6本を埋め込んでいる状態

ブリッジがダメになったらオールオン4

インプラントの上に被せ物が入った状態

ブリッジからインプラントの見た目

インプラント治療を行なった見た目

 

しかし、骨が不足している場合や持病がある場合は、インプラントのリスクが高くなります。

 

インプラントのトラブル

他院で骨造成とインプラント3本の治療を受けたものの、膿んでしまっている状態

トラブルが起きたインプラント

当院でインプラントと腐敗した骨造成部と組織を除去手術をした状態

ダメになったインプラント

除去手術をしたインプラント

 

また、インプラントは1本およそ50万円程度かかることが一般的であるため、治療費用も注意しなければなりません。

 

 

ブリッジにしていた歯は残せたとしても、将来抜歯の可能性も考えなければならないため、生涯にわたってインプラントの本数を予測しておいた方がいいことは大変重要です。

 

無計画なインプラント

他院でインプラント治療を受けるも、その後次々歯が悪くなってしまったものの、もうインプラントができない状態

 

そして、インプラントの場合は、治療終了後も必ず定期的に歯科医院でケアや管理を受けなければならないことは理解しなければなりません。

また、そもそも外科手術が怖い、やりたくない方にとっては他の治療方法で検討しなければなりません。

【関連記事】インプラント以外の方法を徹底解説

 

インプラント悩む

このような事情から、インプラントはしたくない、入れ歯も嫌だという方がどうしたらいいかわからないと悩んでいる方は数多くいらっしゃいます。

 

したがって、ブリッジで後悔したらインプラントがいいという一辺倒の問題ではないということがわかります。

【関連記事】ブリッジが悪くなり、歯がボロボロで歯医者が恥ずかしい方へ

 

ブリッジで後悔したらドイツ式入れ歯(テレスコープ義歯)がおすすめ

そこで、ブリッジで後悔した方におすすめの治療方法が、インプラントでも従来の入れ歯でもないドイツ式入れ歯と呼ばれるテレスコープ義歯です。

【関連記事】テレスコープ義歯(ドイツ式入れ歯)を完全解説!特徴、種類、メリット、費用は?

 

テレスコープ義歯の写真

テレスコープ義歯の模型

テレスコープ義歯の内冠の写真

テレスコープ義歯の上物を外した状態:歯にキャップをつけているため、虫歯になりにくい

 

歯を失った部分も、残せた歯も、他の残りの歯も全て義歯の中に取り込み、取り外しができるブリッジのような治療方法です。

 

テレスコープ義歯は修理が簡単

テレスコープ義歯の上物の内面

 

そうすることで、将来取り込んだ歯が悪くなって抜歯になったとしても簡単な修理で継続して使用することが可能で、原則ブリッジのように大掛かりな治療はありません。

【関連記事】テレスコープ義歯(ドイツ式入れ歯)を完全解説!特徴、種類、メリット、費用は?

 

従来のブリッジとは違い、歯磨きをする際に、患者さん自身で外すことができるため、セルフケアもしやすく虫歯や歯周病になりにくくできます。

 

 

ドイツ式入れ歯(テレスコープ義歯)は、従来の入れ歯とは違い、夜寝る時もつけたまま就寝することができ、入れ歯洗浄剤のようなつけ置き洗いも必要とはしません。

また、口を開けても自然です。

 

ブリッジの歯が歯根破折

ブリッジが外れた状態

ブリッジの見た目

ブリッジが外れている見た目

テレスコープ義歯の見た目写真

テレスコープ義歯で治療した見た目

 

ブリッジに後悔した方や、これからブリッジにしようという方で、

他の歯も健康的ではなく、将来ブリッジがダメになったら困りそうな方にとっては、先を見据えた有効な治療方法です。

【関連記事】テレスコープ義歯(ドイツ式入れ歯)を完全解説!特徴、種類、メリット、費用は?

 

ドイツ式入れ歯(テレスコープ義歯)には、決して従来の入れ歯のような老いのイメージはありません。

 

ブリッジの歯が虫歯で割れている

ブリッジの歯が虫歯になっているが何本か歯を残せる状態

ブリッジの虫歯をテレスコープ義歯で治療

テレスコープ義歯の内部に残せた歯を取り込んでいる

テレスコープ義歯の見た目

テレスコープ義歯の見た目

 

ブリッジで後悔した方で、インプラントではなく、従来の入れ歯でもない治療方法をお探しの方には最適な治療方法です。

【関連記事】テレスコープ義歯(ドイツ式入れ歯)を完全解説!特徴、種類、メリット、費用は?

 

しかし、ドイツ式入れ歯(テレスコープ義歯)はどこの歯科医院でもできる治療方法ではありません。

 

非常に難しい技術で、ブリッジでお困りの方にすぐに仮の歯を入れることも含め専門的な技術が問われます。

 

テレスコープ義歯の名医

 

私はドイツ式入れ歯(テレスコープ義歯)において、全国の歯科医師に技術指導を行っており、依頼講演や、全国の歯科医師を代表してドイツ式入れ歯(テレスコープ義歯)の教科書も執筆しています。

 

テレスコープ義歯の名医は小西浩介

また、ドイツ式入れ歯(テレスコープ義歯)で患者さんを治療した症例発表で学会やコンペティションで数々の受賞歴がありますので、多くの患者さんにご安心いただいております。

 

ドイツ式入れ歯(テレスコープ義歯)を詳しく知りたい方向けの患者さん向けの書籍もあります。

テレスコープ義歯の名医

この書籍ではドイツ式入れ歯(テレスコープ義歯)が一から理解できるようになっていますので是非ご参考にしていただければと思います。

【書籍紹介】ドイツ式入れ歯(テレスコープ義歯)がよくわかるおすすめ書籍

 

まとめ

ブリッジで後悔した方で、ブリッジの再治療が必要となった場合、歯が残せなったり、歯を残せたとしても、次は後悔したくないとおっしゃられる方がほとんどです。

 

次の治療で後悔しないためのポイントは、また歯が悪くなってきたら自分はどうなるのかという視点で治療方法を選択することをお勧めします。

 

インプラントや従来の入れ歯のほかに、ドイツ式入れ歯(テレスコープ義歯)という治療方法もあります。

【関連記事】テレスコープ義歯(ドイツ式入れ歯)を完全解説!特徴、種類、メリット、費用は?

 

当院では、ブリッジで後悔した方や、お困りの方、歯がボロボロでお困りの方を専門としています。

 

まずは、ブリッジを外してみましょう、それから考えましょう、という治療方針では、最悪、ブリッジを外したら、仮歯すら用意できないという可能性も考えられます。

 

したがって、ブリッジでお困りの場合は、状況が悪化していく傾向にありますので、

まずは今後の治療のご相談を専門的な歯科医院で行い、治療の計画を歯科医師と練っていくところから進めることをお勧めします。

【症例集】ブリッジで歯がボロボロでも綺麗になれるBefore、After!治療方法と費用を掲載

 

当院では、様々な治療方法を提案することができ、ブリッジを外してもすぐに仮歯を入れることができます。

【歯のお悩みブログ】ブリッジでお困りの方や、歯を失った患者さんに有益な情報をまとめています

 

当院には、北は北海道、南は鹿児島からと遠方の患者さんがほとんどです。

 

是非、一度まずはご相談いただければ最善な治療方法をご提案できると思います。

まずは、治療の前にお悩みをお伺いし、治療のご相談から行いますのでご安心してお越しください。初診は5500円(保険外診療)です。

 

ドイツ式入れ歯(テレスコープ義歯)の名医

【院長紹介】症例コンテストで数々の受賞歴を持つ院長の経歴紹介

執筆者 このは歯科クリニック 院長 小西浩介

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日付:   カテゴリ:歯のお悩みブログ

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