総入れ歯で顔が変わる理由と対策

当院には、総入れ歯で顔が変わることが心配という方もいれば、他院で治療して総入れ歯で顔が変わってしまった方も少なくありません。

 

 

 

このブログでは、総入れ歯で顔が変わる理由、原因を説明し、顔が変わる予防、対処法、治療方法、老け顔防止の対策をお伝えします。

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この記事の執筆は、歯がボロボロの状態や、歯を失った患者さんの治療を専門としている、学会やコンペティションで数々の受賞歴を持つ、東京の「このは歯科クリニック」の院長である小西が行っておりますので、今後の治療のご参考にされてください。

 

この記事の内容は、

1. 総入れ歯で顔が変わることはあるのか?
2. 総入れ歯で顔が変わる理由
3. 総入れ歯で顔が変わることを予防する方法
4. 顔が変わらないための入れ歯の選び方
5. まとめ

総入れ歯で顔が変わることはあるのか？

実際、総入れ歯になることで顔が変わることはあります。

総入れ歯で顔が悪い方に変わる場合もあれば、顔が良い方に変わる方もいます。

 

 

 

総入れ歯によって顔が変わる主な理由は、歯がない部分を全て人工物で補うため、顔の筋肉や組織が変化するためです。

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また、総入れ歯の形や大きさが、患者さんのお口の中、顔にあっていないことや、

総入れ歯の噛み合わせや顎の位置、全体的な噛み合わせが悪いこと、顔や顎の筋肉とのバランスの乱れなども顔が変わる原因となることもあります。

 

 

ただし、全ての方が必ず顔の変化を経験するわけではありません。適切な総入れ歯の治療を受けることで、顔が変わることは避けられる可能性があります。

 

 

したがって、総入れ歯による顔の変化については個人差があることを理解し、入れ歯の専門や噛み合わせを専門とするなど専門の歯科医師に相談を行うことが大切です。

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総入れ歯で顔が変わる理由

総入れ歯で顔が変わる理由や原因は様々ありますので解説します。

入れ歯が合っていない

入れ歯が歯茎と合っていないという問題ではなく、お口の中のスペースや顔とのバランスに合っていない場合や、噛み合わせが合っていない場合は、総入れ歯で顔が変わる可能性があります。

 

 

 

当院にお越しになる、他院で治療をして総入れ歯で顔が悪い方に変わってしまったと来院される方の多くは、

入れ歯とお顔、お口の中に合っていない、噛み合わせの高さや位置が良くないと全てのことで該当される方が少なくありません。

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顔や顎の筋肉のバランスの乱れ

総入れ歯がお口の中や顔とは合っているものの、顔や顎の筋肉のバランスが乱れている場合でも、総入れ歯で顔が変わる可能性があります。

 

今まで歯がない状態や、歯がボロボロ、歯がグラグラの状態が長い期間で合ったり、ブリッジがとれそう外れそうな状態の期間が長いと顔や顎の筋肉が衰えていることがほとんどです。

 

 

 

そのような状態でお口の中、顔とのバランスをとった総入れ歯を入れたとしても顔や顎の筋肉がついてこないため、顔が変わる可能性があります。

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総入れ歯で顔が変わることを予防する方法

総入れ歯で顔が良くない方向に変わることを予防するための対処法を解説します。

 

総入れ歯で顔が変わることを予防するための対処法は、総入れ歯に限らず、入れ歯治療全般に共通することが多いです。

 

総入れ歯をお顔とお口の中に合わせる

総入れ歯をお顔とお口の中に合わせるためには、型をとる、いわゆる歯型をとる工程が重要となります。

 

私はこれまで様々な入れ歯の型取りの方法を用いてきましたが、どのような治療方法にもデメリットや弱点は存在するため、入れ歯にはこの型取りの方法が万人に合うというものはないという認識でいます。

 

私は、型取りの際に、まずお顔に合うであろう最後の総入れ歯の形をイメージをして型取りをします。

 

 

 

その逆算でお口の中のスペースの型取りを行い、過不足なくお口の中を満たす総入れ歯を製作していきます。

また、総入れ歯をお顔に合わす、整えるというのは医療技術も重要ですが、歯科医師のセンスも問われます。

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保険治療の入れ歯では、型とりの方法も使用できる歯の色形、製作方法も規定されているため、ご希望に合わせて総入れ歯を作ることが難しいことがあります。

 

噛み合わせを適切な正しい高さと位置にする

総入れ歯の見た目は見え具合を歯科医師で決定するものですが、その高さも位置も患者さんによって異なります。

その噛み合わせの高さ、位置も総入れ歯で顔が変わる原因、理由になります。

 

通常、総入れ歯では、噛み合わせは上下バラバラで合わせていきます。

 

 

私は特殊な機器で一塊に噛み合わせを採得して、噛み合わせを作る機械、咬合器（こうごうき）というもので上下を分けて製作します。

 

 

 

イメージで例えると、貝は開け閉めした時に必ず、ピッタリ噛むのと同じで、別々に貝を作ったとしても合わないのと似ています。

高さ、位置を適切な正しい位置にすることで顔が悪い方向に変わることを予防できます。

 

筋肉のリハビリトレーニング

総入れ歯の口元の見え方は、歯の位置だけで決まりません。

口元の筋肉のバランスでも見え方が変わります。

 

 

 

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したがって、今まで何も歯が入っていない状態で、総入れ歯を製作する場合は、

仮の総入れ歯を入れて、口元や顎の筋肉のリハビリトレーニングという意味で筋肉が整えるのを待ちます。

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様々なリハビリトレーニング器具もありますが、きちんとした歯が入って入れば、入れていることで食事や会話をすること自体がリハビリトレーニングとなります。

 

当院では、今まで歯がなかった患者さんは、仮の歯を入れてから筋肉がついてから最終的な型取りを行なっております。

当院でのリハビリ期間は１か月もあれば、かなり回復しています。

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顔が変わらないための入れ歯の選び方

口元がさみしいと、人間は老け込んだ印象を持たれます。

老け顔防止のためにも適切な正しい噛み合わせの高さ、位置が重要であり、かつ、型取りの精度や技術、歯科医師のセンスも重要となります。

 

入れ歯専門、噛み合わせに精通している歯科医師のもとで治療をする

当院では入れ歯の方や、全体の歯がボロボロでお困りの方が全国から来院されていますのでご安心ください。

【院長紹介】症例コンテストで数々の受賞歴を持つ院長の経歴紹介

 

私は入れ歯で手がけた症例で、学会やコンペティションで数々の受賞歴があります。

 

総入れ歯の製作方法の１つである、上下顎同時印象という技術の教育も行なっております。

 

噛み合わせの分野も歯科医師に教育講演も行なっております。

 

保険治療ではない自費総入れ歯で検討する

保険治療の総入れ歯では、全国一律の製作方法、素、材質を使用していますので限界があるため、顔が良くない方向に変わることもあります。

 

 

当院では、自費（保険外治療）の総入れ歯をお勧めしております。

治療費用：片側（上下いずれか）で132万円（10%税込）です。※執筆当時の費用のため、治療費用は変更されている可能性があります。

【症例集】歯がボロボロでも入れ歯で綺麗になれるBefore、After！治療方法と費用を掲載

 

まとめ

総入れ歯で顔が良くない方向に変わることはよくありますが、

保険外治療でも顔が変わることがあるため、総入れ歯で治療する場合、入れ歯専門というだけでなく、歯科医師の実績も踏まえて検討することをお勧めします。

 

 

総入れ歯でお困りの方は是非当院にご相談ください。

 

まずは、治療の前にお悩みをお伺いし、治療のご相談から行いますのでご安心してお越しください。初診は5500円（保険外診療）です。

執筆者　このは歯科クリニック　院長　小西 浩介