『若いのに総入れ歯』とお悩みの方は少なくありません。
当院は歯がボロボロの方を専門にしているため、30代40代50代60代の『若いのに総入れ歯』で悩んでいる方は全国から来院されています。
結論から言えば、『若いのに総入れ歯』と悩む必要はありません。
『若いのに総入れ歯』でもきちんとした治療方法を行えば、今のお悩みはほとんど解決できます。
この記事では、『若いのに総入れ歯』になる原因と、患者さんの状態に合った治療方法を解説します。
この記事の執筆は、歯がボロボロの状態や、歯を失った患者さんの治療を専門としている、学会やコンペティションで数々の受賞歴を持つ、東京の「このは歯科クリニック」の院長である小西が行っておりますので、今後の治療のご参考にされてください。
この記事の内容は、
- 若いのに総入れ歯になる原因
- 若い方の総入れ歯の治療方法
- 若い方が総入れ歯を選ぶメリット·デメリット
- 若いのに総入れ歯になる人にはドイツ式入れ歯がおすすめ
- まとめ
若いのに総入れ歯になる原因
若い方で総入れ歯になる原因は様々です。
若い方で総入れ歯になる方をたくさん診療していると、虫歯や歯周病が進行し、１つの歯から次々に歯が悪くなってしまったという患者さんは少なくありません。
【関連記事】50代60代で総入れ歯の人はいますか？歯がボロボロ治療専門の歯科医師が解説
50代60代の若い患者さんでは、過去に治療した被せ物やブリッジの歯がダメになってしまったり、保険の部分入れ歯をしていてどんどん歯が悪くなってきて、自分の歯が少なくなってしまったという方も多くいらっしゃいます。
はじめは、１本２本程度の虫歯や歯周病で始まった場合でも、
歯科医院に行きづらいというお悩みがある方は、歯科医院に行くことができず、気づいたら全体の歯が重度の虫歯、歯周病になってしまい、歯がボロボロ、歯がグラグラで生活に支障が生じる方もいらっしゃいます。
30代40代50代60代で若いのに総入れ歯になる原因は、重度歯周病や重度虫歯、交通事故など様々です。
また、若いのに総入れ歯になる原因は、虫歯や歯周病のみではなく、治療していても悪くなってしまったり、歯科医院に行けなかったことなど多くの原因が絡んでいることにあります。
しかし、若いのに総入れ歯になってしまっても適切な治療法を受ければ良くなりますので、
ご安心してこの記事や関連記事を掲載している『歯のお悩み解決ブログ』の有益な情報を参考にしてください。
【歯のお悩みブログ】歯がボロボロの方に役立つ、入れ歯やドイツ式入れ歯（テレスコープ義歯）の情報まとめ
若い方の総入れ歯の治療方法
『若いのに総入れ歯』と悩んでしまう方は多くは、以下のお悩みを持つ方がいらっしゃいます。
- 若いのに総入れ歯は抵抗がある
- 若いのに総入れ歯と他人から思われたくない
- 若いのに総入れ歯をすると老け込みそう
- 若いのに総入れ歯で生活できるか不安
- 若いのに総入れ歯をすると見た目はどうなるのか
- できる限り歯を残したい
- インプラントをするにしても怖い、インプラントの本数が多くなりそうで費用も肉体的にも不安、インプラントをしたとしても将来どうなるか心配
など様々な悩みを抱えてしまうため、患者さん自身で解決することは非常に難しく、ずっと歯のことで悩んでしまうこともたくさん診てきました。
しかし、結論から言えば、このような心配は入りません。
治療前：若いのに総入れ歯になるとお悩みの患者さん
治療後：総入れ歯の治療を行なった状態
当院では、40代50代60代の若い方の総入れ歯の治療実績が多数あります。
総入れ歯と聞くと、高齢者のイメージを持つ方がいらっしゃるかもしれませんが、
当院では、若い方の総入れ歯を中心に、従来の入れ歯のイメージとは全く異なる『ドイツ式入れ歯（テレスコープ義歯）』や総入れ歯を専門に行なっております。
【書籍紹介】若い方で総入れ歯の方向け・ドイツ式入れ歯（テレスコープ義歯）がよくわかるおすすめ書籍
では、若いのに総入れ歯向けの治療方法を実際の患者さんの実例をもとに解説します。
５０代女性で若いのに総入れ歯になってしまう心配が常にあり、入れ歯もインプラントも心配なため、どうしたらいいかわからないとお話しされていました。
初診時は、上の歯のほとんどに被せ物やブリッジが入っており、全体の歯が虫歯や歯周病になっている状態でした。
上の歯は、残せる歯を治療し、ドイツ式入れ歯と言われるテレスコープ義歯で治療を行いました。
心配されていた、若いのに総入れ歯で見た目はどうなるのか、生活はできるのかという点も問題なく治療をして良かったとお話しされていました。
このように、総入れ歯のようなすべての歯を補う治療方法で、歯を残せる場合は、自分の歯を残すことで使用感も良くなりますので、
すべての歯を抜いてインプラントしかないと思われている方には、ドイツ式入れ歯（テレスコープ義歯）という選択肢も検討することをおすすめしております。
【関連記事】ドイツ式入れ歯（テレスコープ義歯）を完全解説！特徴、種類、メリット、費用は？
次に、40代50代からずっと歯に悩み、総入れ歯になることは自覚されていたものの、抵抗があり、かつ歯科医院を選ぶのが難しかったと来院された患者さんです。
全ての歯を総入れ歯にして見た目も生活も改善し、長年の悩みがなくなり満足していただけた様子でした。
このお二人の患者さんのように『若いのに総入れ歯』と悩まれていても適切な治療をすれば、改善される可能性があります。
【関連記事】総入れ歯で歯がない期間の食事はどうすればいいのか？解決策を解説します
しかしながら、このような治療方法は歯科治療の中でも難易度が極めて高い分野で、保険外治療（自由診療）であっても歯科医師の治療技術の差が顕著に出ます。
その事例も説明します。
この方は他院で保険外治療（自由診療）で行うも見た目や生活に支障があったため、当院で再治療をご希望された患者さんです。
上下とも保険外の総入れ歯、ドイツ式入れ歯（テレスコープ義歯）のような義歯が入っています。
当院で保険外の総入れ歯とドイツ式入れ歯（テレスコープ義歯）で治療を行なった状態です。
このように、総入れ歯の見た目にも明らかな差がでてくることもありますので、
若いのに総入れ歯でお悩みの方は治療する歯科医院、歯科医師の実績や他の事例をよく調べて治療することをおすすめします。
『若いのに総入れ歯』とお悩みの患者さんは、そもそも歯医者に何て思われるか不安、他の患者さんに自分の悩みを聞かれたくないなどのお悩みを抱えています。
当院には、このようなお悩みを抱える方を専門にしており、すべての診療室が個室で規模の小さい歯科医院ですので、ご安心してまずはご相談ください。
【院長紹介】症例コンテストで数々の受賞歴を持つ院長の経歴紹介
初診時におよその治療方法や治療費用をお話しできますので、まずは初診のご相談（保険外診療5500円）でお悩みを解決する第一歩となれば幸いです。
【症例集】若いのに総入れ歯でも歯がボロボロでも綺麗になれるBefore、After！治療方法と費用を掲載
若い方が総入れ歯を選ぶメリット・デメリット
若い方が総入れ歯に不安があるのはよく理解できます。
また、だからと言ってインプラントにも抵抗があるという不安もよく理解できます。
ここでは、若い方が総入れ歯を選ぶメリット・デメリットを説明していきます。
若い方が総入れ歯を選ぶメリット
若い方が総入れ歯を選ぶメリットは以下です。
- インプラントを使用しないため、将来のことや通院ありきのメンテナンスの不安が少ない
- 取り外しができるため、清掃ができるため衛生的に管理しやすい
- 不測な事態（歯が欠けた、歯茎が痩せた等）に対応可能
- 最悪、総入れ歯が受け入れられない場合にインプラントの方法が選択肢として残される
- 歯が残せる場合は、ドイツ式入れ歯（テレスコープ義歯）で歯を温存できるため、様々なメリットがある
このように、メリットはたくさんあります。
当院での総入れ歯は、保険外治療で行うため、
歯をすぐに入れたい場合、入れなければ生活できない場合も仮の総入れ歯を用意するため、治療開始から歯がないままで帰宅してもらうことはありません。
ブリッジや被せ物の周囲で虫歯で歯がなくなる状態
すぐに仮の歯を入れた状態
【関連記事】総入れ歯で歯がない期間の食事はどうすればいいのか？解決策を解説します
また、総入れ歯になると、就寝時に総入れ歯を外すことや、洗浄液につけ置き洗いをしなければならないと思われている方も少なくありません。
当院の保険外治療の総入れ歯は、就寝時もお口の中につけたまま、寝ることができるため、見た目や夜間歯がないことでの呼吸への影響も心配は入りません。
このように、適切な治療方法であれば、『若いのに総入れ歯』とお悩みでもメリットは多く受けることができます。
【書籍紹介】若い方で総入れ歯の方向け・ドイツ式入れ歯（テレスコープ義歯）がよくわかるおすすめ書籍
若い方が総入れ歯を選ぶデメリット
若い方が総入れ歯を選ぶデメリットは以下です。
- 若いのに総入れ歯という心理的な面
- インプラントを使用した総入れ歯や、自身の歯にマグネット（磁石）等を使用した総入れ歯は、インプラントや歯が抜けた場合、使用できなくなる可能性がある
- 保険内治療の総入れ歯には見た目や仮歯の用意、材質、快適性などに限界がある（上述したようにどこの歯科医院でも保険外治療であれば問題がないということではありません）
- 若い方の総入れ歯専門の歯科医院が少ないため、歯科医院選びが難しい
若い方が総入れ歯を選ぶデメリットを挙げましたが、実はほとんど解決できる問題です。
ご自身でインターネットで歯科医師の技術までも探すのは、非常に難しいため、『若いのに総入れ歯』とお悩みの方はまずは当院にご相談ください。
若いのに総入れ歯になる人にはドイツ式入れ歯がおすすめ
『若いのに総入れ歯』とお悩みの中で、総入れ歯という名称について説明します。
総入れ歯という言うのは、本来歯が１本も残っていない患者さんが歯を全て補うための治療方法です。
したがって、１本でも歯が残せる場合は、総入れ歯ではなく部分入れ歯と呼びますが、
患者さんの話をよく聞くと、１本でも歯があっても全体を治療する場合は総入れ歯という意味合いで呼ばれている方もいます。
総入れ歯のつもりでも、１本でも弱い歯を残せる方は歯を残した方がいい場合もあります。
【関連記事】50代60代で総入れ歯にしたい方へ｜歯が１本でも残せるならテレスコープ義歯で解決
その場合は、ドイツ式入れ歯（テレスコープ義歯）と言う選択肢もありますので、総入れ歯でも歯が残りそうな時でもまずはご相談いただければと思います。
【関連記事】ドイツ式入れ歯（テレスコープ義歯）を完全解説！特徴、種類、メリット、費用は？
まとめ
『若いのに総入れ歯』とお悩みの方は、決して悲観的にならず前向きに総入れ歯や入れ歯専門の歯科医院などにご相談されてみてはいかがでしょうか。
上述したように『若いのに総入れ歯』でもメリットは多くあります。インプラントだけではなく、様々な治療の選択肢でご検討されてください。
当院では、『若いのに総入れ歯』とお悩みの方や歯がボロボロでお悩みの方に、患者さんの希望やお口の中にあった最適な最善な提案をしております。
入れ歯やインプラントでお悩みの方はご相談ください。
【症例集】若いのに総入れ歯でも歯がボロボロでも綺麗になれるBefore、After！治療方法と費用を掲載
まずは、治療の前にお悩みをお伺いし、治療のご相談から行いますのでご安心してお越しください。
初診は5500円（保険外診療）です。
執筆者 このは歯科クリニック 院長 小西浩介
