院長執筆の歯科医師向けの書籍が発刊されました

院長執筆の歯科医師向けの書籍が発刊されました

【院長執筆の歯科医師向けの書籍が発刊されました】

院長の小西浩介です。

この度、デンタルダイヤモンド社から私が執筆しました書籍『パーシャルデンチャーのLEVEL UPトレーニング』が発刊されました。

天然歯やインプラントを利用したパーシャルデンチャーの基礎から応用まで、それらに精通している全国の歯科大学の教授や臨床医のレジェンドの先生方24名によって執筆された書籍となっております。

各先生方がその精通している分野で執筆を手掛けられており、かつ臨床レベルの難易度で分けられているため、若手の先生からベテランの先生まで幅広く対応している書籍となっております。

 

私はこの書籍でドイツ式入れ歯(テレスコープ義歯)と咬合崩壊している難症例に対する治療のアプローチについての執筆のご依頼をいただきました。

私の分野は臨床レベルの難易度で高難度に設定されていたため、少しアドバンスな内容ですが読者の方に読みやすいように心がけて執筆しました。

 

私の執筆は2つに分けております。

1つが『コーヌスクローネの適応症と設計』です。

ここではコーヌスクローネをどのような症例に適応できるのか、そしてその場合の設計について執筆しました。ベテランの先生方はご周知の通り、日本では1980年代にコーヌスクローネが本場ドイツから入ってきて、日本の臨床医の中で一世風靡となりました。しかし、すぐに廃れていったのは記憶に新しいことだと思います。

その原因は私の考察では明らかとなっております。それは適応症を厳守していなかったこと、臨床操作技工操作において本場ドイツで行われているステップを忠実に行っていなかったことなど多くの問題点があったからだと考えています。

最も重要なのは、適応症と禁忌症、それに準じた症例を理解することです。加えて、どのように設計をするか、ここは歯科医師の知識と技術に大変影響を受けやすいところですのでこのあたりについて執筆しました。

 

2つ目の執筆内容は『すれ違い咬合症例に対するテレスコープを用いた義歯設計のポイント』です。

臨床医が遭遇する症例で最も難易度が高いと言われる咬合崩壊を有するすれ違い咬合症例についてどのようにテレスコープ義歯を含めた補綴治療がベストなのかという点を執筆しました。

ここでは、コーヌスクローネでは結果が期待できない場合、ドイツ式入れ歯の1種類であるレジリエンツテレスコープの有用性をお伝えしています。また、ドイツ式入れ歯でなくても他の補綴装置を適材適所に利用することで症例を良好な結果に導く設計のポイントも記載しました。

 

この書籍では数多くの分野に分かれて著名な先生方が分かりやすく解説されておりますので、是非ご一読いただければと思います。

詳しくはこちらからhttps://www.dental-diamond.co.jp/item/1089

 

また、この書籍発刊の後、歯科評論社からも執筆依頼をいただいた書籍も発刊されますので、そちらもまたお知らせさせていただきます。

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日付:   カテゴリ:院長活動報告

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