咬み合わせBite

咬み合わせ治療
(歯ぎしりや顎関節症、肩こりや偏頭痛などの改善)

咬み合わせ

こんな症状に覚えはありませんか?

以下のような症状が3つ以上ある方は、咬み合わせに問題があるかもしれません

  1. 過去に治療した歯の詰め物
    (被せ物)がよく外れる
  2. 朝起きると顎周りが疲れている時がある
  3. 口を大きく開けづらい、開けるとき痛みがある
  4. 歯が細くなり痩せてきた
  5. 奥歯で噛むとピリッと痛むことが
    ある
  6. 慢性的な肩こりがある
  7. 偏頭痛に悩んでいる
  8. 全身的に疲れやすい

正しい咬み合わせの重要性

虫歯や歯周病は治療を行うことで痛みなどの症状を取り除き、機能を修復することはできます。しかし、口腔環境の基盤となる「正しい咬み合わせ」が整っていなければ、再発するリスクを残したままの状態となってしまいます。

お口の基盤となる「咬み合わせ」を正しく整えることは、虫歯や歯周病などになりにくい・再発しにくい口腔環境をつくり、様々なお口のトラブルや症状における予防効果をもたらしてくれるのです。また、慢性的な頭痛や肩こり、関節症などの原因が、咬み合わせからくるケースも少なくありません。

咬み合わせと全身の健康との
関連について

厚生労働省と日本歯科医師会が推進する「8020運動」をご存知でしょうか。この運動は、健康で豊かな生活を送るために欠かせない歯を「80歳で20本以上残す」ことを目標としています。これまでの8020達成者のデータを見ると、多くの方が口の中全体の咬み合わせが安定していることが分かり、特に受け口(反対咬合)はいなかったという報告もあります。

こうしたデータからも歯並びや咬み合わせは、食べ物を前歯で噛み切り、奥歯ですりつぶすという歯の基本的な機能への影響だけでなく、一生涯にわたる全身の健康状態とも深く結びつきがあると考えられています。

当院の咬み合わせ治療について

当院の咬み合わせ

当院では、歯科用CTをはじめ先進の機器を駆使し、顎関節の異常を的確に診査・診断した上で、一人ひとりの患者様に“理想的な咬み合わせ”へと改善を図る治療にも対応しております。

正しい咬み合わせに整えることで、顎関節への負担を軽減できるだけでなく、虫歯や歯周病の予防や、全身の健康増進にもつながります。気になる症状がございましたら、まずはお気軽に当院へご相談ください。

正しい咬み合わせに整える治療法例

まずカウンセリングや検査を通して原因をしっかりと把握し、患者様一人ひとりに合わせた理想的な咬み合わせをつくる治療プランをご提案いたします。

  1. 不適切な被せ物をやり直し、
    適正な噛み合わせに整える治療
    複数の箇所をばらばらに何度も治療するうちに、少しづつ患者様本来の噛み合わせが失われていく場合があります。それにより、歯への力のバランスが不均衡となり、歯に過剰な力がかかることで歯周病や歯根の破折が引き起こされる可能性があります。こうしたケースでは、不適切な被せ物をやり直し、適正な噛み合わせに合わせる治療として再度被せ直す方法があります。
  2. 歯の形態修正(リシェイピング) 噛む際に一点に集中している咬合力を、バランスよく分散させるための治療法です。身体の癖や生活習慣によって歯の軸が傾いてしまうと、噛む圧力が1つの歯に集中してしまう場合があります。この状態が続くと、歯にヒビが入ったり、根が割れてしまう可能性があるため、歯の表面を削って形態を整えながら咬合力を分散させることで、噛む圧力を歯全体でバランスよく受け止められるように改善していきます。
  3. スプリント療法 スプリントと呼ばれるマウスピース型の装置を就寝時に装着することで、顎の緊張や噛み締め、食い縛り等による歯や顎関節にかかる圧力や負担を軽減する治療法です。
  4. 顎位修正 歯の磨耗や過去の歯科治療・不良補綴により乱れてしまった顎位(咬み合わせの高さ)を、被せ物をすることで本来の正常な顎位に合わせる治療法です。顎位が低い状態を放置すると、歯が割れたり、被せ物が外れやすくなったり、顎関節症の症状悪化、歯周病が改善しにくくなるなどの症状が続く場合があります。一般的には、顎位が低くなり摩耗している歯を仮歯に変えることで、本来の位置まで数回かけて修正していきます。